日本海新聞コラム「家庭園芸」が掲載されました
- コラム
- 2018年07月23日
7月29日(日)の日本海新聞コラムに、砂丘園芸グループで担当させていただいているコラムが掲載されました。
テーマは「アジサイを長く楽しむ」
アジサイとドライフラワーにする方法をご紹介しています。
記事を参考に、ご自宅でもお試しください。
7月も半ばを過ぎ、暑い暑い夏真っただ中になりました。庭を眺めてみると、梅雨の間きれいに咲いていたアジサイがそろそろ終わりの季節を迎えているのではないでしょうか。
アジサイは、アジサイ科 (図鑑によってはユキノシタ科の表記もあります)の落葉低木で、昔から日本に自生するガクアジサイやヤマアジサイ、ハイドランジアとも呼ばれる西洋アジサイなど、たくさんの品種があります。比較的アジサイは育てやすく、庭植え・鉢植えどちらでも育てることができ、ガーデニング初心者の方にもオススメしたい植物です。
元気なアジサイはどんどん成長し、とても立派な株になります。基本は放任で育てても大丈夫ですが、株が大きくなり過ぎたら剪定でコンパクトにしスッキリとさせます。ただし、あまり短く切ると翌年の花芽に影響するので、コンパクトに剪定した翌年だけは、花数が少なくなるのを我慢しましょう。
今回は、そんなアジサイの花を長く楽しむことができるドライフラワーを紹介します。ドライフラワーに向く品種は、今回使用したカシワバアジサイのほかに、アナベル、西洋アジサイなどがあります。アジサイをドライフラワーにするには、収穫した花の茎の部分をひもでくくり、逆さにしてつるします。後はしっかりと数日掛けて乾燥させれば完成です。
上手にドライフラワーにするポイントは、収穫する時期です。花が最盛期の時に収穫すると花が縮んだようにしなびてしまい、うまくドライになりません。そろそろ花が終わりかけかな?というときに収穫して乾燥させれば、きれいなドライフラワーになります。収穫時期のポイントを押さえれば、誰でも簡単にドライフラワーにすることができます。
梅雨の間、キレイな花を楽しませてくれたアジサイの花。ドライフラワーにして、まだまだ楽しんでみませんか。
〜使ったもの〜
植 物:カシワバアジサイ その他:リボンなど
(砂丘園芸グリーンアドバイザー)