「家と庭」 ~Happy Home&Garden~ NO.15
- コラム
- 2018年09月20日
安全・快適!素敵な暮らし
・・・・・・◆●シンプルインテリアの安心生活●◆・・・・・・
生活の中心となるリビングを例に、安全で安心できるシンプルインテリアの工夫をご紹介します。あえて物をたくさん持たないシンプルな暮らしが人気です。すっきりした空間は見た目に美しく居心地がよいだけでな地震などを踏まえた「防災対策」としても優れています。
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シンプルインテリアと 防災は相性がいい
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安全の視点からインテリアの見直しをす るなら、特に注意したいのが頭より上の 空間です。目線より高い位置をスッキリー させれば視線が通り、部屋を広々と明る く見せることができます。これはインテリアのテクニックとして王道ですが、実は安全の観点からも大正解。重いものや、 ガラス・陶器などの割れやすいものは、 高い位置はNGです。額縁や時計など、 高い位置でなければ格好がつかないものが ある場合には、軽量で割れにくい素材に 変えましょう。照明は揺れに備えてシーリング型がベスト。ペンダントタイプの場合は揺れ対策としてコードを短めに。
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防災対策をしながら インテリアを楽しもう
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安全性を極端に考えると、「物がなければよい」となってしまいますが、それではあまりに殺風景。また、機能的なアイテムばかりでも、「がっかりテイスト」に。そこでオススメなのが、見た目にはわかりにくい、隠すタイプの対策です。例えば、家具の底に貼るだけの手軽なジェル系のマット。家具の固定はインテリアの雰囲気を損なわないよう背面から。防災の基本を守りつつ、安心生活を楽しみましょう。 シンプルインテリアと防災は相性の良いものです。お部屋の安全とライフスタイル、あわせて見直してはいかがでしょう。
【 暮らしメモ 】
災害対策として家庭で食品や消耗品などを備蓄することは今や常識ですが、 単に非常用としてしまい込むのではなく、普段の暮らしの中で使いながらス トックしていく「ローリングストック」という考え方をご存知ですか。
・・*・・ストックは常に「循環」させる・・*・・
いつ使うかもわからないけれど、とにかくたくさん買って収納の奥にしまい込む・・・、こんな備蓄方法はとてもスマートとはいえません。気が付いたら消費期限が 過ぎていた、なんてことも。そこで試して欲しいのがローリングストックです。そのポイントは「循環」させること。備蓄用として特別に用意するのではなく、いつも使っているものを、常に多めにストック し、古いものから順に使っていきます。 そして、使った分だけ新しいものを補充するのです。
特に米、缶詰、レトルト、菓子、飲料などの食品の保存にオススメです。衛生用品や紙製品にも使えます。順序よく使うために、保管場所を決めて、 収納ルールを作りましょう。無駄のない安心な暮らしのために、ぜひ始めてみませんか。