倒木の対策 〜モクセイの支柱
2024-10-26
倒木の恐れのあるモクセイに支柱をしました!
こんにちは!
原田です。
この度は鳥取市内のお寺さんにあるモクセイの支柱をしました。
最近、倒木の事故をよく耳にします。
街路樹において、ここ5年間で年平均5200本の倒木が確認されているんだそうです。そして、その原因なんですが、強風が3700本で木の老朽化や根腐れなどが1500本。1年間に全国でこんなに街路樹が倒れてるんですね。意外と多いんだなと感じました。
今回の作業はそうした倒木への対策を目的に支柱をすることとしました。
もちろん、倒木の危険があれば伐採してしまえばいいだろ、という考えもあると思いますが、ご住職の少しでも生かしてあげたいとのご要望もあり支柱をして倒れないように対策をしました。
モクセイの幹の様子
年齢不詳のギンモクセイですが、幹がずいぶん痛んでいました。
焼き丸太による八つ掛け(やつがけ)支柱
今回の支柱の材料である丸太は径70mmの白木丸太で防腐効果を備えるため表面をバーナーで焼いて焼き丸太にしました。
この焼き丸太3本を組んで八つ掛支柱をしました。
三方から樹木を支えます。