もうすぐクリスマスです。
クリスマスと言えばやっぱり「モミの木」ですね。
みなさんがイメージするいわゆる「モミの木」は、「ドイツトウヒ」や「ウラジロモミ」などのマツ科の植物をさすことが多いです。
「ドイツトウヒ」はマツ科トウヒ属の常緑針葉樹で、「ウラジロモミ」はマツ科モミ属の常緑針葉樹です。
クリスマスを連想することから外国の品種と思われがちですが、ウラジロモミは日本固有の品種になります。
近年は、園芸店やホームセンターの園芸コーナーでもクリスマスシーズンが近づくと鉢植えのドイツトウヒなどが出回るようになりました。
クリスマス期間中、ツリーに飾り付けをして室内で楽しむ方が多いと思いますが、トウヒもモミも屋外を好む樹木ですので、クリスマスが終わったら屋外に移動して育てるようにしましょう。（できれば地植えにして育てるのが良いです！）
クリスマスにツリーを飾るのは、トウヒやモミは冬場でも葉を落とさない常緑樹で、古くから「永遠の象徴」とされてきたためです。
皆さんも今年のクリスマスには本物の「モミの木」を飾ってみませんか？