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「冬こそバラ!~春の満開を夢見て~①冬剪定編」

2025-02-03
カテゴリ:植木、お花の紹介
バラといえば満開の季節の春をイメージされると思います 。
ですが、実はバラにとって一番大事な季節と言っても過言ではないのが冬なんです 。
バラにとって大事な「剪定」 「誘引」 「施肥」等の作業は冬の厳寒期に行います 。
今回は剪定作業のポイントをお伝えします 。
剪定作業の適期は 1 月~2月になります 。
《木立タイプ》
① まず剪定の前(1~2 週間前)に、バラを完全に休眠させるために葉むしりを行います 。
② 株全体の高さの 1/2~1/3程度を残すぐらいまで切り詰めます 。
③ 枯れ枝や傷んだ枝などを切り取ります 。
④ 鉛筆より太い枝だけを残し、他の枝は枝の付け根から切り取ります 。
⑤ 最後に切り残した枝がないか重なっている枝がないかなどを確認して完了です 。
《つるバラタイプ》
➀ まず剪定の前(1~2 週間前)に、バラを完全に休眠させるために葉むしりを行います 。
② フェンスやアーチに枝を這わせている場合、全ての枝をフェンス等から取り外します 。
③ 残す枝を選びます 。まずは一番新しい新梢(シュート)を優先して残します 。
次に枝数が足らない場合は 2~3 年前の枝も残します 。
④ 選んだ枝以外の枝を枝元から切り取ります 。枯れ枝、病気の枝、傷んだ枝、弱った枝も切り取
ります 。
⑤ 外した枝をフェンス等に誘引して完了です 。
寒い時期の作業は大変ですが、春にしっかりと花を咲かせるために寒さに負けず頑張りましょう!
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